6割で優勝、4割で最下位

今宵は野球で気になったことを書いてみようかなっと思います。(興味ない人はごめんなさい)

いろいろなサイトに飛んで野球の情報を集めてるのですが、面白い言葉がありました。

 

 

プロ野球は6割だけ勝てば優勝、4割しか勝てなかったら最下位」

 

 

今まで何となくしか勝敗表を見てなかったのですが言われてみたらその通りですね。

そのたった2割の差で優勝か最下位が決まるほど拮抗しているリーグと言えますね。

どうやら最下位の勝率が一番高いスポーツはこのプロ野球みたいです。

どんなに「暗黒期」と言われていても4割前後は勝つことができます。

 

 

 

ここで2014年の勝敗表を見てみましょうか。

セ・リーグ

順位球団勝率 
優勝 読売ジャイアンツ 82 61 1 .573 - 詳細
2位 阪神タイガース 75 68 1 .524 7.0 詳細
3位 広島東洋カープ 74 68 2 .521 7.5 詳細
4位 中日ドラゴンズ 67 73 4 .479 13.5 詳細
5位 横浜DeNAベイスターズ 67 75 2 .472 14.5 詳細
6位 東京ヤクルトスワローズ 60 81 3 .426 21.0 詳細

パ・リーグ

順位球団勝率 
優勝 福岡ソフトバンクホークス 78 60 6 .565 - 詳細
2位 オリックス・バファローズ 80 62 2 .563 - 詳細
3位 北海道日本ハムファイターズ 73 68 3 .518 6.5 詳細
4位 千葉ロッテマリーンズ 66 76 2 .465 14.0 詳細
5位 埼玉西武ライオンズ 63 77 4 .450 16.0 詳細
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス 64 80 0 .426 17.0 詳細

 

セリーグは首位巨人と最下位ヤクルトの勝率の差は.147

パリーグは首位ソフトバンクと最下位楽天の勝率の差は.139

 

たったこれだけの差で首位と最下位が決まってしまうのが野球の怖さだと思うんです。

プロ野球はどのスポーツよりも最下位の勝率が高いという情報があります。

 

 

 

 

ほかのスポーツの勝率も確認してみましょう。

Jリーグ

チーム
出場権または降格
1 ガンバ大阪 (C) 34 19 6 9 59 31 +28 63 AFCチャンピオンズリーグ2015グループステージの出場権を獲得 
2 浦和レッズ 34 18 8 8 52 32 +20 62
3 鹿島アントラーズ 34 18 6 10 64 39 +25 60
4 柏レイソル 34 17 9 8 48 40 +8 60 AFCチャンピオンズリーグ2015プレーオフの出場権を獲得 
5 サガン鳥栖 34 19 3 12 41 33 +8 60
6 川崎フロンターレ 34 16 7 11 56 43 +13 55
7 横浜F・マリノス 34 14 9 11 37 29 +8 51
8 サンフレッチェ広島 34 13 11 10 44 37 +7 50
9 FC東京 34 12 12 10 47 33 +14 48
10 名古屋グランパス 34 13 9 12 47 48 −1 48
11 ヴィッセル神戸 34 11 12 11 49 50 −1 45
12 アルビレックス新潟 34 12 8 14 30 36 −6 44
13 ヴァンフォーレ甲府 34 9 14 11 27 31 −4 41
14 ベガルタ仙台 34 9 11 14 35 50 −15 38
15 清水エスパルス 34 10 6 18 42 60 −18 36
16 大宮アルディージャ (R) 34 9 8 17 44 60 −16 35 Jリーグ ディビジョン22015へ降格 
17 セレッソ大阪 (R) 34 7 10 17 36 48 −12 31
18 徳島ヴォルティス (R) 34 3 5 26 16 74 −58 14

最終更新は2014年12月8日の試合終了時

 

Jリーグ首位のガンバ大阪の勝率は.679

一方最下位の徳島ヴォルティスの勝率は.103

この差は.576もあります。

しかしサッカーは引き分けの多くなるゲームですし、試合数がそもそも少ないのですが。

 

 

【NLB(バスケットボール】

 

順位チーム名試合数勝率得点失点得失点差HOMEAWAY
1位 秋田ノーザンハピネッツ 52 41 11 788 - 4641 4011 630 21-5 20-6
2位 岩手ビッグブルズ 52 41 11 788 0.0 4280 3649 631 21-5 20-6
3位 仙台89ERS 52 37 15 712 4.0 4475 4015 460 21-5 16-10
4位 新潟アルビレックスBB 52 36 16 692 1.0 4161 3788 373 20-6 16-10
5位 富山グラウジーズ 52 35 17 673 1.0 4262 3970 292 18-8 17-9
6位 青森ワッツ 52 23 29 442 12.0 3895 3933 -38 12-14 11-15
7位 福島ファイヤーボンズ 52 21 31 404 2.0 4052 4319 -267 13-13 8-18
8位 群馬クレインサンダーズ 52 19 33 365 2.0 4037 4185 -148 11-15 8-18
9位 信州ブレイブウォリアーズ 52 19 33 365 0.0 4191 4553 -362 10-16 9-17
10位 横浜ビー・コルセアーズ 52 18 34 346 1.0 4031 4288 -257 9-17 9-17
11位 埼玉ブロンコス 52 6 46 115 12.0 3852 4755 -903 2-24 4-22
12位 東京サンレーヴス 52 5 47 96 1.0 3679 4596 -917 2-24 3-23

これはもう顕著に差がついてしまってますね。

最下位は52試合もして5勝しかできず、勝率は.096です。

 

 

また、相撲なんかも連勝記録とか言って横綱レベルになると負け知らずになってきます。勝率はすごいことになっているのではないのでしょうか?

 

 

野球はチーム数がほかのスポーツと違って圧倒的に少ないので参考程度の記録でしかありません。

が、これほどまで競ったリーグになるのは珍しいものかと思います。

これの要因として

 

①ドラフト制度

②チーム数の影響

③国内リーグの発達

 

 

などなどがあげらることができると思うんです。

特に①のドラフト制度は本当によくできた制度で、どのチームにも平等に良い選手が入団するチャンスが生まれます。(けど、選手側には選択の余地がないのが問題点でもあります。)

お金で入団するようなこともあります(FAなど)が、全選手がそういう遺跡をするわけではないのでうまくバランスが取れてるのかもしれませんね。

 

 

「うわぁ…今日も負けた…」とぼやいてみても最終的には4割以上は勝ってるんです。10試合したら4回は勝ってるので気楽にみましょうね(笑)

10試合観に行って4勝もできなければもう運がないとしかいいようがないです(笑)

ちなみに僕の今シーズンの戦績は(友人と観に行った場合は友人の贔屓チームの勝敗に委ねる)4試合で1勝3敗です。何でしょうか、この結果は…

 

 

 

 

 

ちなみにプロ野球の歴代の最高勝率と最低勝率は
最高勝率 .829(’38春・29勝6敗)の大阪タイガース
最低勝率 .214(’37春・12勝44敗)のイーグルス

2リーグ分裂(1950)後
最高勝率 .737(’50・98勝35敗)の松竹ロビンス
最低勝率 .238(’58・29勝97敗)の近鉄パールス

 

もはやチーム名すら知らない遥か彼方のチームです(笑)